25gパック

鮮烈でスパイシーな芳香を持ち、「スパイスの女王」と呼ばれるインド料理の香りの中核を担うスパイス。シードを直接噛むとかなり強烈に香りが広がるので、インド料理屋さんでカレーを食べている時に思わず悶絶した方も多いのではないでしょうか？カレーにはもちろん、お菓子やチャイにも幅広く利用され、またサフラン、バニラに続く世界３番目に高価なスパイスとしても有名です。肉系のカレーではスターターに使うと肉の臭み消しをしながら一気に本格的な味になってきます。ただ、香味が強いので少量の使用がおすすめ。

50gパック

通称「魚のスパイス」とも呼ばれ、特に魚介のカレーには欠かせないスパイスです。日本では古くから茴香（ウイキョウ）と呼ばれているので聞いたことがある方もいるのでは？
甘さと清涼感のある香りとピリッとした風味は、カレーや魚料理だけではなく、時にはお菓子にも使われたりします。インド料理店では食後のお口直しに出てきたり。
ですが、まずは魚のソテーを焼く油に一つまみ、からお試しを！世界がガラリと変わります。

50gパック

インドでミックススパイスと言えば、カレー粉ではなくガラムマサラでは？隠し味にはもちろん、ターメリック控えめなので、いわゆるカレー色にならず、複雑なスパイシーさを出したい時にも重宝。なんとなくプロっぽい気分にしてくれます。今年仕入れた一品は、ナグケサール（セイロンテツボクの蕾）という珍しいスパイスも使っており、甘み、柑橘のような酸味感の品の良い香りの後から、チリと胡椒の辛味が立ち上がります。

原材料名:チリペッパー、コリアンダー、黒コショウ、クミン、ターメリック ナグケサール、スターアニス フェンネル、その他

50gパック

発音しにくいこのアジョワンは、クミンやフェンネルと同じセリ科の植物の種ですが、日本ではかな〜りマイナーなスパイスです。タイムとセロリを足したようなハーバルな香りにスーッとした清涼感を足したような上品で不思議な風味がします。肉の臭み消しに効果的で、カレー全体を奥行きのある風味にしてくれるので重宝しているのですが、使用量は少なめにしないとバランスが難しいスパイス。チャパティなどのパン生地に混ぜ込んで焼くこともあり、その場合は煮込みにくらべてみて意外と穏やかになる印象です。是非お試しあれ。

10gパック

メースは、ナツメグと同じニクズクの内果皮（果肉と種の間の皮）を乾燥させたものです。ナツメグはその赤い皮の内側の黒い種子を割った仁ですから、当然２つはよく似た香味で、甘い刺激性の香りと、まろやかなほろ苦さをもっています。ただメースのほうが柔らかく繊細な香りがします。ともに古くからヨーロッパで珍重されてきたスパイスで、ナツメグは料理の最初の段階から使う場合が多いのですが、メースの香りは加熱によって飛びやすいため、仕上げ段階で加えてあげることでその良さを存分に引き出すことができます。使うときは刻んで入れてください。

15gパック

その「カレーの葉」という名前からも分かる様に、カレーこそが主戦場。特に南インド料理には欠かせないスパイスです。「ナンヨウザンショウ」という和名からも分かる通りミカン科の植物で、柑橘の葉特有の爽やかさと、仄かに山椒のようなスパイシーさを合わせた香りを持ち、乾燥葉は決して強くない香りなのですが、入れる事でカレー全体の一体感を増してくれるのでカレー研では重宝してます。本来は生の葉を使うのが一番なのですが安定した入手が難しいので、乾燥して香りが弱くなった分だけちょっと多めに使ったり、煮込み後半と仕上げ直前のテンパリング、といった具合で何度かに分けて使うといった工夫をしてあげると良い感じになります。

50gパック

普段はあまり耳にしない名前のスパイスですが、実は！みんな知っているあの「赤い缶のカレー粉」の主成分の一つです。じっくり火入れをすることでカラメルのような甘い香りとなって苦みも和らぎますので、特に野菜や豆と相性のいいスパイスです。マメ科なので、パキスタンなどではスパイスではなく普通に豆として食べられていたりもします。